北19号ミルクロード
北海道中標津町の開陽台はライダーに人気のスポットだ。ぼくも学生時代に一度行き、一昨年にも久しぶりに行った。330°のパノラマ、地平線が丸く見え、天気がよければ国後島も見える。開陽台周辺は真っ直ぐな道路が多く、中でも北19号ミルクロードはアップダウンがあって写り映えのする道路だ。バイク雑誌にもよく登場する。道東というのは北海道の中でもスケールが一段上という感じで、とにかく雄大だ。釧路湿原、霧多布湿原、納沙布岬、野付半島、知床、摩周湖、屈斜路湖、能取湖、サロマ湖など見どころ満載でありながら交通量が少ないので、快適に走ることができる。交通量が少ないというのは非常に重要で、東京からツーリングに出かけるときなども、帰りの渋滞を考えると楽しみも半減してしまう。この写真を撮影したのは10月初旬、すでにツーリングシーズンがほぼ終わっていたので、クルマもバイクもしばらく通ることもなく、道の真ん中でゆっくり撮影することができた。ちなみに、北海道のツーリングシーズンは5〜9月、せいぜい半年くらいしかない。雪が降る頃になると、ガレージがないライダーは一冬バイク屋にバイクを保管してもらう。ぼくが札幌に住んでいたときは確か保管料2万円(春のオイル交換代込み)くらいだった。そして、北海道のバイク屋は冬になると除雪機を売るのだ。除雪機でもホンダとヤマハがHY戦争を繰り広げてるなんて、ご存じでしたか?
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