二十間道路
新ひだか町の二十間(にじゅっけん)道路桜並木は、日本一の桜並木だ。何しろ道幅二十間(36m)の直線道路7kmの両側に約3000本の桜が並んでいるのである。例年GW後に満開となるが、壮観だ。花見といえば桜の木の下にビニールシートを広げ、カセットコンロでジンギスカンを焼くのがお決まりだ。とにかくだだっ広いので、上野公園のように場所取りに苦労することもない。二十間道路の桜が満開になった週末は、道内各地から花見客が来るので、国道235号線も二十間道路に行く道も渋滞となる。ここも周囲は牧場だらけで、馬がたくさんいる。それと、鹿もたくさんいる。鹿は夕方になると出てきて、クルマのヘッドライトめがけて飛び出してくるので要注意だ。ぼくも何度か危ない目にあった。それにしても、「馬鹿」という言葉は、鹿はともかくとして馬に失礼だ。馬はちゃんと調教すれば人間に従う。ところで、二十間道路の近くのAコープストアでは、えぞ鹿肉ジンギスカンなど鹿肉の食品を売っている。東京の池尻大橋には、静内産の鹿のテリーヌを出すフレンチレストランもあるそうだ。馬肉は信州や九州では名物だが、このあたりでは食べない。人間が馬に食べさせてもらっているので、その馬を食べるわけにはいかないのだ。
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