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2013年6月28日 (金)

ぎょしゃ座

 ぎょしゃ座は五角形の形をしていて、冬の星座の中でもわかりやすい星座の一つだ。1等星が一つあり、カペラという。カペラは2つの恒星からなる連星だが、距離が近いので一つの星に見える。太陽は単独の恒星系だが、宇宙には連星系もたくさんあると考えられている。一説には、恒星のうち25〜50%が連星だという。太陽もかつては連星だったかもしれない。ニュートン力学によると、2つの恒星が連星系をなす場合、その重心を中心にお互いが楕円軌道を描くという解が得られる。このような問題は二体問題というが、3つ以上の恒星が連星系をなす三体問題(または多体問題)では、運動方程式は厳密には解けず、近似解を求めるしかなくなる。これは恒星に限らず何でもそうで、太陽と地球、月の運動も三体問題だ。天体力学の教科書を読むと、最初は単純な法則から始まるのだが、実際にそれを二体問題に当てはめて楕円軌道を導くのはけっこうめんどくさい。二体問題でさえそうなのだから、三体問題となるともっとめんどくさい。惑星が太陽の回りを楕円軌道を描いて回っていることを発見したのは17世紀の天文学者ヨハネス・ケプラーだが、計算機もない時代にずいぶんめんどくさい計算をしたもんだと敬服する。ケプラーの法則はやがてアイザック・ニュートンによるニュートン力学へとつながっていく。ニュートンの著書「自然哲学の数学的諸原理(プリンキピア)」は、人類史上最高の書物の一つだ(が、これは難しくてとても読めない)。
2013年1月7日撮影 キャノンEOS60Da+キャノンEF35mm、露出180秒

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