パンスターズ彗星
「彗星のように現れる」という言い方があるが、まさに突然大彗星が星空をにぎわすことがある。ここ数十年でもハレー彗星、池谷・関彗星、ベネット彗星、ウェスト彗星、百武彗星、へール・ボップ彗星、マックノート彗星などが雄大な姿を見せてきた。ぼくの経験でも、へール・ボップ彗星としし座流星群は強烈に想い出に残っている。彗星はよく言われるようにいわば汚れた雪だるまだ。太陽に近づくと熱によってガスとちりが噴き出し、尾が形成される。彗星の核の大きさや太陽に近づく距離によって、尾はときには驚くべき長さになる。今年はパンスターズ彗星とアイソン彗星という二つの大彗星がやって来る、彗星の当たり年だ。パンスターズ彗星はすでに太陽から去りつつあるが、アイソン彗星は秋から冬にかけて雄大な姿を見せると期待されている。これを見逃すと一生後悔するのは間違いないですよ、みなさん。
2013年4月29日撮影 キャノンEOS60Da+ミニボーグ45EDⅡ+レデューサー0.85×DG、露出180秒
« プレアデス星団(すばる) | トップページ | プレセペ星団 »
「天体写真、天文学、科学」カテゴリの記事
- キヤノンEOS Kiss(2023.02.09)
- Star Adventurer GTi④(2023.02.08)
- 日本科学未来館②(2023.02.07)
- 日本科学未来館①(2023.02.06)
- Star Adventurer GTi③(2023.02.05)
コメント