プレセペ星団
ふたご座としし座の間、かに座にプレセペ星団M44がある。「蜂の巣」という呼び名もあるとおり、肉眼でも何かゴチャゴチャしているのがわかる。おうし座にヒアデス星団というのがあるが、どちらもかなり広がって見え、あまり拡大するとはみ出してしまう。双眼鏡で見るのがちょうどいい。というより、星を見るには双眼鏡が一番だとぼくは思っている。望遠鏡は片目で見るが、双眼鏡は両目で見るので見やすい。しかも、東京を離れて空の暗いところに遠征しないときれいな星空は見られないから、機材は機動性の高いものの方がいい。ただし、本格的に見るなら、口径は最低50mmはほしい。ぼくは30ウン年前に買ったタカハシのアストロノーマー双眼鏡(7倍50mm)をまだ使っている。その後買ったミヤウチの77mmも持っているが、こちらは当初から星像が甘く、メーカーに調整に出そうかなと考えていたらメーカーが営業をやめてしまった(最近再開したようだから、そのうち調整してもらおう)。これから天文ファンになろうという人には、絶対双眼鏡をお勧めする。
2013年1月3日撮影 キャノンEOS60Da+キャノンEF100mm、露出180秒
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